ストレージとは、端末にデータを保存するための容量のことを言います。
今回紹介するスマホのストレージである1TBとは、GBに変換すると1000GBです。
一般的なスマートフォンのストレージは、64GBや256GBなので、桁違いの容量になりますね。
今回は、そんな規格外な1TBスマホ「Smartisan R1」について紹介します。
ストレージって何?
ストレージと言われても「分からない」と言う方も多いですよね。
スマートフォンのパンフレットなどを見ると、内蔵メモリ容量の一覧に「RAM・ROM」が記載されいます。
外部メモリを備えた端末もありますが、外部メモリとはSDカードのことなので、今回のスマホとは関係はありません。
今回注目してほしいのは、内部メモリの容量の「ROM」です。
内部メモリの容量には、「RAM・ROM」の2つの種類があります。
RAMはスマホ本体のシステムアプリの容量のことで、ROMは本体にアプリや写真を保存できるデータ容量のことです。
2つともストレージですが、Smartisan R1の魅力はRAMではなく「ROM」なので、ROMについて見ていきましょう!
最新機種と比べる、Smartisan R1のROMの凄さ
写真などを保存できるROMが1TBもある!と言われても、GBより大きい事しか分かりません。
なので、今回は大手3キャリアの夏の新機種のROMを調べてまとめてみました。
同じ機種を出している場合は、上のキャリアにまとめています。
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・Xperia XZ2 Premium:64GB
・Xperia XZ2 SOV37 :64GB
・AQUOS R2 SHV42 :64GB
・Galaxy S9+ SCV39 :64GB
・Galaxy S9 SCV38 :64GB
・HUAWEI P20 lite :64GBDoCoMo
・arrows Be F-04K :32GB
・LG style L-03K :64GBSoftBank
・HUAWEI Mate 10 Pro:128GB
・DIGNO J :32GB
・HUAWEI nova lite 2:32GB
・シンプルスマホ4 :32GB
見てもらうと分かる通り、1TBどころか、64GBが大半でした。
これは、Androidは外部メモリ(SDカード)に保存できるからです。
では、外部メモリのないiPhoneの場合はどうでしょうか?
・iPhoneX:256GB
・iPhone8:256GB
・iPhone7:128GB
iPhoneでも、256GBが最大でした。
スマートフォンで一番大きいROM数は256GBなので、現状ではiPhoneX・8が一番容量の多い機種です。
Smartisan R1の容量について想像できない人は、iPhoneX、またiPhone8の64GBモデルを16台集めて1台と想像すると容量が大きい事が分かるのではないでしょうか。
パソコンよりROMが大きい!?Smartisan R1の魅力
Appleの最新のMac「iMacPro」のストレージは、基本が1TBでオプションで4TBまで上げることが出来ます。
Windowsの最新PC「Microsoft Surface」も1TBですが、公式HPでPRされているPCが1TBなので、古いものになると521GB以下でしょう。
そんなパソコンの容量と同じぐらいあるスマホ「Smartisan R1」には、ROM以外の魅力もあります。
by smartisan
6.17インチと大きな液晶は、アスペクト比18.7:9の全面ディスプレイとなっています。
iPhoneXのようにホームボタンやノッチがないのは、最新のハイエンドモデルであることを想像させます。
プロセッサはSnapdragon 845を搭載しており、基本は64GBと128GBです。
最上位モデルが1TBなので、少ない容量も用意があります。。
容量は勿論ですが、カメラ機能もしっかりしています。
メインカメラは、1200万画素なので、Androidの中でも最新機種と比べても差はなく、デュアルカメラも搭載されています。
背面には丸いロゴがあり、そこに指を置くと指紋認証として動作します。
そのため、人差し指などを登録しておくと、手に取るついでにロックが解除されるという利便性もあります。
指紋認証が苦手な人には、顔認証も搭載されているので、好きな認証方法を選びましょう。
バッテリーは3600mAhと通常のスマートフォンより大きく、高速充電にも対応しています。
通常の6GBや64GBは日本円で約6万円と常識的な値段で販売すると発表されています。
最上位モデルとなる1TBについては、日本円で約17万円するので、パソコンを買うのと同じ価格になります。
中国市場向けのスマートフォンなので、日本のキャリアで売られることはありません。
しかし、ROMが1TBのスマホが発表されるということは、1TBのスマホを作ることは可能と言う事です。
将来、パソコンと同じ、またはそれ以上のスペックを持つスマホが登場するかもと思うと、とても興味深いですね。