Appleが毎年開催している「WWDC」をご存知でしょうか?
Appleの「今年の目標」や「今年の発表」など、重要な情報を公開するイベントです。
その中には、Apple製のものを全て紹介しているので、MacのOS情報なども含まれています。
正直、パソコンがMacじゃない人にとっては、「スマホだけでいい」と思う人も多いでしょう。
なので今回は、WWDCで発表された内容を簡単に紹介し、スマホに関わることのみ重視して紹介します!
WWDC 2018で発表された内容について簡単に紹介!
by apple
Macなどを使っていない人でも、多少はイベントの内容も知っておきたいですよね。
今回行われたイベントも例年通り、ライブ配信されており、多くの人がリアルタイムで配信を見ていました。
どのようなライブ配信だったのか、何を紹介していたのかを、簡単に紹介しますね。
ティムクック氏によるAppleStoreの話からイベントは始まります。
Appストアは今年で10周年を迎え、売り上げは1000億ドルを突破しました。
次にフレディ氏が登場し、iOSについて紹介します。
ティムクック氏からフレディ氏に代わってからiOS12についての紹介が始まりました。
・ARの特化
・フォトライブラリのアップデート
・siriのアップデート
・アニ文字のアップデート
・グループFaceTimeの人数制限の変更
などが発表されました。
続いてはWatchOSについての紹介に入ります。
WatchOSはバージョンが5になります。
・トランシーバー機能追加
・iOS12のsiriのショートカットも連動
・通知から操作を簡単に
・通知のグループ化
・新しいWatchFaceの登場
そしてtvOSについてですが、前回のWWDCでも大きな動きがありましたが、今回も更に使いやすさを求めた内容になりました。
・対応タイトルの無料アップデート
・パスワード入力が不必要になる
・4Kスクリーンセーバーの追加
最後にMacOSについてです。
・UIにダークモードが追加
・デスクトップをスタックで自動整理
・ギャラリービューの追加
・iOSのようにスクショ後、すぐ編集が出来るように仕様変更
・MacAppStoreを作り直され、大きく変更
以上が、2時から4時に掛けて発表された内容の流れです。
iOSを中心に大きく変化しているように感じますね。
iOS12は、速度と安定度を向上?
Macや4Kを利用している人には、他のOSの情報も気になると思います。
しかし、多くの人が気になっているのは、
・iPhoneがアップデートされたらどうなるのか?
・アップデートに対応している機種はどれなのか?
ではないでしょうか?
iOS12にアップデートをすると以下のようになります。
・ARKit 2
ARゲームが、最大4人まで対戦できるようになり、対戦中じゃない方でも端末をかざすと観戦が可能になります。
・Measure
ARが特化されたことで、簡単に写真や箱を計測することが可能になります。
・Quick Look for AR
ピクサーと共同開発をしたARモデルを共有できる「USDZ形式」を使えば、家具の配置もARで確認ができます。
・For You
フォトライブラリ内にある写真から人物や場所を自動でカテゴリ分けされます。
また、共有すべき相手などを顔認識システムで自動で表示されるようになります。
・Siri
お勧めとショートカットが導入されるようになりました。
お勧め機能では、個人情報を元に通知でアドバイスをくれます。
例えば、「友人の誕生日だから電話をしよう」「映画を観る日ならこの時間帯はサイレントにしよう」などを通知します。
ショートカットでは、よく使うアプリの起動コマンドに保存できるようになりました。
・デジタルデトックス
夜になると着信音を全て消し、黒背景に白文字になる「ベッドタイムモード」が追加されます。
頻度の少ないアプリの通知を非表示にするようにアドバイスをするなど、画面依存をしない対策を考えてくれていますね。
・App Limits
画面依存については、非表示等以外にも利用時間の集計レポートの通知が届くようになります。
集計から利用時間を減らすべきと制限と言う名の警告が出るなど、健康面も配慮したアップデートですね。
・アニ文字とMemoji
自分そっくりなアバターを作成することが出来るようになりました。
また、今まで表現できなかった「舌を出す」などの舌認識機能も実現されました。
より、自分らしい表現や楽しみが増えそうです・
アップデートできる機種は、iPhone5sからiPhoneXまでです。
iOS11では、除け者だったので、5sユーザーにとってはとても嬉しい内容ですね!
ここまで大きなアップデートをすると、容量などが不安になるでしょう。
しかし、今回のアップデートは上記のような機能性向上もありますが、「速度と安定度」を重視しています。
WWDCのイベント中にも説明では以下のようなことが言われていました。
「iPhone6Plusなら、カメラ起動が50%、キーボードは70%の速さになる」
アップデートすることで重くなったり、使い勝手が悪くなる不安がある人も多いと思います。
ですが、速度と安定性を重視しつつの機能性向上なら、ユーザーも安心できそうとは思いませんか?
iOS12のリリース日はいつ?
iOS12のベータ版は、2018年6月4日に公開されます。
一般にリリースされるのは、2018年9月中と言われてます。
ベータ版は、安定性が低く、クラッシュする可能性があるため、開発者など詳しい方向けの物です。
一般のiPhoneユーザーである私たちが、iOS12を楽しめるのは9月中と言われているので、それまで楽しみに待ちましょう!