iPhone10周年の今年は、「iPhoneが進化する」「OSが新しくなる」など大きな話題がネット中で広がっていますよね。
次に発表されるiPhoneの購入を考えている人や、iOS 11に興味があって前の機種を購入しようと考えている人もいるのではないでしょうか。
次のiPhoneは狙わず、前の機種を購入しようとしている人は、ちょっと待ってください!
今買おうとしている機種は、本当にiOS 11に対応していますか?
今回は、「iOS 11の対応機種」についてお話しますね。
iOS 11には、対応している機種としていない機種がある
by apple
iOS 11のリリース時期は、秋頃とされています。
アップデートに合わせてiPhoneを購入する予定なら、新機能は十分楽しみたいですよね。
iOS 11に対応していない機種は、以下の通りです。
・iPhoneは、「iPhone5」と「iPhone5c」
・iPadは、「4世代モデル」
同時期に発売されたiPhone5sはアップデートに対応していますが、ホームボタンに四角のマークがあるiPhone5やポップカラーが印象的なiPhone5cは対応していません。
また、iPadminiと同時に発表された4世代モデルのiPodも非対応です。
対応していると誤解しないように、しっかりチェックしておきましょう。
購入するなら、容量は32GB以上にしましょう
最近のアプリは、高画質・高音質でとても素晴らしいですが、容量が大きいですよね。
iPhoneの容量は、16・32・64・128・256GBになっています。
16GBを選ぶ人もいると思いますが、使用頻度を考えて購入時は最低でも32GB以上にする方が無難です。
その理由は、ゲームの容量だけではなく、GmailやFacebookのアプリでも、容量が大きくなってきているからです。
この傾向で行くと、容量不足になることを避けることが出来ません。
また、iOS 11では機械学習「Core ML」が追加されます。
Core MLは、データの中からプログラムを予想しアプリに結果を伝えるシステムです。
iOS 11で用意されるアプリとの組み合わせることで、写真からカテゴリを選び出すなど物体認識ができるようになります。
サーバー通信を必要としないため、個人情報などプライバシーの心配はあまり必要がありません。
しかし、通信をしないと言う事は容量的にも心配ですよね。
Core MLのデメリットは、容量と消費電力が激しい事です。
容量が低いと、アップデートをしただけで容量不足になってしまう可能性があります。
購入を考えている場合は32GB以上で、ゲームなど楽しみたい場合は64GB以上にすることをお勧めします。
機種によっては、一部非対応というものもある
iOS 11に対応している機種でも、一部の機能は対応していないものがあります。
AR機能を0から作る必要がないシステム「ARKit」は、iPhone6s/6s Plus以降に対応しています。
ペアリングで有名な「NFC機能」と画質を維持したまま50%圧縮できる「写真の新圧縮技術(HEIF)」はiPhone7/7Plus以降のみです。
Appleは、機種によって対応していない機能のすべてを、まだ明らかしていません。
そのため、今後も対応機種についての変更や追加はされると思います。
iPhoneの購入を考えている場合は、次のiPhoneを待つのが1番いいかもしれません。
もちろん、故障などですぐに機種変したいという方もいるはずです。そういった場合は、iPhone6sかiPhone7の容量が大きいものを購入した方が安心かもしれません。