スマートフォンが当たり前になった今、スマホのブラウザやアプリで買い物をする機会が増えましたね。
大手の通販サイトから個人同士の取引まで、様々な方法で買い物が出来ます。
発注してから届く時間もサイトによって様々ですが、出来れば簡単で早急な方が嬉しいですよね。
今回紹介するのは、全国にあるコンビニ「セブンイレブン」がスマホと連携したことについてです。
まだ試験段階のものもありますが、各地域にあるコンビニなので対象エリアも拡大しやすいでしょう。
「スマホとコンビニが連携するとここまで近未来的になるのか!」と驚く内容が多くありました。
セブンイレブンとスマホが連携することで、決済が簡単に!?
by pixabay
来年の春から、セブンイレブンはスマートフォンで支払いが出来る独自の決済サービスを開始します。
スマホ決済には「ApplePay」「GooglePay」などがありますが、セブンイレブンがスマホ決済を実装するのには、以下の理由があるからでしょう。
1.決済をスマホで処理することで、キャッシュレスのスピードを速める。
2.買い物履歴から、より詳しい情報を得ることが出来る。
また、実装された場合の決済方法は以下の通りです。
- 事前にスマホに専用アプリを入れる
- プリペイドカードを事前に購入、又はクレジットカードを登録する
- 店内でスマホをかざすと代金の決済が行われる
銀行や駐車場、ファーストフードでもキャッシュレス化がされ始めています。
なので、セブンイレブンが導入する理由は分かりますが、SNSでは「独自のアプリじゃなくまとめてほしい」という声が多くありました。
とても難しい問題ですが、2番の買い物履歴からの情報と言うのは、無人レジ化を狙っている気もしますね。
無人レジになると、決済はスマホ決済になります。
また、商品にはICチップが付いているので、「あなたにお勧めの商品」などを出すための情報収集と思うと納得ですね。
スマホ決済だけじゃない!セブンイレブンは宅配もする!?
セブンイレブンは2018年5月10日にスマホ決済だけではなく、「ネットコンビニ」も展開することを発表しました。
ネットコンビニとは、スマホから商品を注文し、最短2時間で指定した場所に届けてもらうサービスです。
2017年10月から、北海道小樽市など約25店舗でネットコンビニのサービスを試されていたため、知っている方もいるかもしれませんね。
約25店舗で試した結果、効果があると実感したために拡大するとのことになりました。
まず、2019年8月までに北海道内全1000店で展開し、9月以降に順次、全国の2万店舗でサービスを受けれるようになります。
サービスの利用方法は以下の様になります。
- スマホで届け先と店舗を選択する。
- おにぎりなど約2800品から好きなものを注文する。
- 配達時間等を指定して待つ。
注文は24時間可能で、配達時間は午前11時〜午後8時とし、1時間ごとに指定が可能。
注文は1000円以上からで配送料は216円ですが、3000円以上で配送が無料になります。
花見などのイベント時の他に、家庭の事情で宅配してほしい人には嬉しいサービスですね。
説明会で発表をした古屋一樹社長は「2万店で2800品をすぐに届けられるサービスは、リアル店舗を持つセブンにしかできない」と話しています。
確かに、似たサービスとしてAmazonPrimeNowがありますが、会員料があるのと対象エリアが限られています。
一部のスーパーでも宅配サービスがされているので、利便性で顧客が移動しないように、企業の競合が始まる可能性もありますね。
それだけじゃない!セブンイレブンが提供するセブンミールがAIに対応!?
by セブンミール
セブンイレブンではネットコンビニとは別に、お弁当などをスムーズに店舗で受け取り、又は自宅に配達をしてくれる「セブンミール」のサービスも行っています。
これは以前からあるサービスですが、2018年6月18日から東京都内にある約2600店舗のみでAI機能を導入しました。
AI機能を利用するには、Googleアシスタントをインストールする必要があります。
また、セブン&アイグループのネットショッピングサイト「オムニ7」の会員登録と店舗登録が必要です。
上記の条件を満たした状態で、Googleアシスタントに「セブンミールに繋いで」と言いましょう。
すると、登録店舗の確認が表示されるので、音声かタップで確認をして、受け取り・便を選びます。
その後、約30品(7月2日から50品に増加)から商品を選び、完了となります。
受け取り方法が店舗受け取りのみで、会計もレジなのが少し必要性が薄いですね。
しかし、勤務中のランチタイムにスムーズに購入できるのは嬉しいので、東京都内の方は試してみてはいかがでしょうか?
セブンイレブンとスマートフォンが連携することで、決済・ネット注文・配達など、サービスが増えました。
まだ試験段階のものも多く、不便に見える部分もありますが、試行錯誤をして更に便利なコンビニになると嬉しいですね。