曲面ディスプレイでタッチレス操作が可能なスマホと言うと、どんなものを想像しますか?
名前通りに想像するなら、曲線のような丸みのあるデザインで、画面をタップせずに操作が出来ると言うものでしょう。
もし、本当に画面をタップしなくても操作が出来るのなら、とても凄いことですよね。
今回は、Appleの噂「曲面ディスプレイとタッチレス操作」について紹介しますね。
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曲面ディスプレイについて
曲面ディスプレイのスマホというと、2014年にLGで開発、auから発売された「LG G Flex」を思い出す方もいるでしょう。
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LG G Flexは、ディスプレイが曲面の場合のメリットをあげています。
- シアター感覚で映像を楽しめること
- 顔の輪郭に沿っているため、通話中の端末と顔の距離感が自然になること
- カーブしているために、手のひらに包みやすく、操作がしやすいこと
またAppleも数年前に米国特許商標庁に出願しています。
【特許番号8,603,574、「カーブしたタッチセンサー」】
出願日は2015年4月7日で、2016年6月14日には、特許番号「US 9,367,095 B2」として、特許商標として登録されておりAppleがカーブしたタッチセンサーを作る可能性は高いでしょう。
その証拠に、Appleは、曲面ディスプレイを採用することで、ディスプレイが平面じゃなくなり自由度が高まると説明しています。
また、この特許では、丸みのある形状や円柱のような形状も適用可能することができるのです。
そのため、最初に紹介した「LG G Flex」とは全く違う形になる可能性もあります。
しかし、iPhoneは6s以降から徐々に変化をしていき、iPhoneXではフルディスプレイに進化しました。
形状を変えるということは、端末内の機器やシステムも変える必要があります。
それさえ乗り越えれば、iPhoneX以上の驚きのデザインになるかもしれません。
タッチレス操作について
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昨年紹介した、京セラの「rafre」というAndroidをご存知でしょうか?
手の動きだけで、触れずに操作が出来て、泡ソープで洗うことが出来るスマートフォンです。
Appleも、iPhone7から耐水機能が付き、最新のiPhoneXにも耐水機能が付いています。
しかし、画面の前で手を動かすだけで操作が出来ると言うものはありません。
Appleの画面操作で特殊なのは、iPhone6で導入された「3Dtouch」です。
3Dtouchとは、通常のタップとは違い、押し込むように力を込めてタップする操作のことです。
3Dtouchには2種類の操作方法があり、軽く押し込む「Peek」と強く押し込む「Pop」があります。
LINEなどで内容が気になるけど既読を付けなくない時は、Peekで途中まで開いて読むなど、操作に慣れると便利な機能です。
しかし、今回紹介するのは「タッチレス」、つまりタップをしないと言う事です
3Dtouchとは真逆の操作方法になりますが、一体どういうものなのでしょうか?
Appleが開発中と言われているタッチレスは、ディスプレイとの距離を検知して操作を行うようです。
米国の大手情報サイト「Bloomberg」は、GoogleのProject Soliとは異なり、ディスプレイ単体で実現するが、少なくとも2年はかかると報告しています。
実現が出来た場合は、最初に紹介したAndroid端末「rafre」のようなジェスチャー以上のことが出来るようになるでしょう。
強く押したり、ジェスチャーで操作したり、iPhoneの操作方法は今後も増えていくと予想されます。
説明書がなくても直感で触れるのがiPhoneと言われていますが、今後にも期待ですね。