昨年登場したiPhoneXは、過去のiPhoneとは全く違うデザインで操作方法も異なっていますよね。
受話口以外はほぼ液晶で、ホームボタン廃止なのが魅力なのですが、表示方法が対応されていないため残念な部分もあります。
有名なアプリは、徐々に「iPhoneXに対応」というアップデートを行っていますが、今後のアプリに少し不安が残りますよね。
この不安を消すためにAppleが、2018年4月から新しいルールを設けることになりました!
今回はその「ルール」について紹介しますね。
「iPhoneX未対応」と「iPhoneX対応」の違いについて
by pixabay
iPhoneXを利用していない人からすると「iPhoneXに対応」というのは少し違和感がありますよね。
iPhoneXに対応すると言うのは、受話口以外が切り欠きになっているデザイン、「ノッチに対応した」と言う事です。
未対応のアプリ画面は、画面規格が異なるために、上下に黒い帯が追加されて、16:9サイズで表示されます。
規格が異なるために上下に空間を作り、同じサイズにすればいいという考えなのですが、これではノッチを活かすことが出来ませんよね。
極限まで液晶にしていることを魅力にしているのに、サイズが一緒にされてしまうと購入した意味が半減してしまいます。
発売後、暫くは未対応のアプリばかりだったのですが、徐々に「iPhoneX対応」と書かれているアプリも増えてきました。
LINEやFacebook、Instagramなど主流のSNSも現在では、「ノッチ対応」になっています。
iPhoneXに対応したアプリは、そのアプリによって操作が異なりますが、上下の空白がなくなり、画面サイズが大きくなります。
Instagramでは、音量調整が受話口の左に表示されるなど、ノッチを上手く利用しています。
また、有名SNS以外のアプリでも、ノッチ対応をしたアプリが公開されるなどiPhoneX対応のアプリも増えてきています。
ノッチ対応を行っていないアプリもあるので、全てのアプリが対応しているわけではないことに気をつけてくださいね。
2018年4月から何がどう変わるのか?
徐々にノッチ対応のアプリが増えてきていますが、中には未対応のアプリもあります。
折角興味を持ったアプリが未対応だと、「出来るけど物足りない」と言う気持ちになりますよね。
Apple情報専門ニュースサイト「9to5Mac」の情報によると、Appleは開発者に以下のような連絡を送信しました。
「2018年4月以降にAppleStoreに送信されるアプリは全て「Super Retina ディスプレイ」をサポートする必要がある」
これは、4月以降のアプリは全てノッチ対応をするという義務付けの連絡ですね。
また、Super Retina ディスプレイに対応すると言う事は、ノッチ対応だけではなく、5.8インチ有機ELにも対応する必要があります。
漆黒の黒も対応する必要があるので、開発者は大変かもしれませんが、利用ユーザーからするとより綺麗な映像がノッチ対応で利用できると言う事です。
まだ予定なので、小さな変更が行われるかもしれません。
また、4月以降の全アプリなので、既存のアプリは含まれていない可能性があります。
しかし、義務化するというメールが送信されたと言う事は、4月以降にAppleStoreで公開されるアプリは全てノッチ対応のものになるでしょう。
4月以降のアプリが楽しみですね。
ノッチ対応が困る人もいる?そんな人におすすめのアプリはこれだ!
iPhoneXを利用しているユーザーの中には、全てのアプリがノッチ対応をしていないせいで嫌な気持ちをしている人もいると思います。
また、ホームボタン廃止は嬉しいけど、ノッチ対応までは必要ないと言う人も中にはいますよね。
そんな人におすすめのアプリが、ノッチ除去アプリ「Notch Remover」です。
Notch Removerの凄いところは、受話口の左右を黒くしてノッチを除去することだけではありません。
利用者からすると、除去するこ都が出来るだけのアプリなのですが、Appleのデベロッパーサイトを見ると「よく公開出来たね」と思える内容があります。
その内容と言うのは、iPhoneXのアプリ設計ガイドラインにあるルールで、「ノッチを隠さないでほしい」事が書かれていることです。
未対応はルールが出来る前なので審査などは関係ありません。
しかし、ルールが出来てから隠そうとするアプリが審査に通ったのは凄い事だと思いませんか?
ノッチについては賛否両論があったので、Appleもノッチを除去アプリでノッチについての議論を収めようとしたのかもしれません。
「iPhoneXのデザインは好きだけど、ノッチ部分は苦手」と言う人に人にとっては嬉しいアプリなのではないでしょうか?