日本時間9月12日深夜に行われたAppleの公式発表では、様々な新機能などの発表がありました。
その2日後の15日16時1分からはiPhone8の予約が開始、22日に発売が開始されました。
大手キャリア3社のショップでもサンプルを触ることが可能ですが、気になるのは実際の使用感ですよね。
今回は、「iPhone 8の使用感について」まとめてみました。
目次
iPhone 8とiPhone 8 Plusの違いについて
ディスプレイと大きさ
by apple
iPhone 8は、4.7型液晶で67.3mm×138.4mm、iPhone 8 Plusは5.5型液晶で78.1mm×158.4mmです。
iPhone7も5.5型液晶ですが、77.9mm×158.2mmのため、iPhone8の方が多少大きいようですね。
重さは、iPhone8は148gで、iPhone8 Plusが202gです。
画像解像度
iPhone8は、1334×750ドットの326ppiです。
iPhone8 Plusは、1920×1080ドットの401ppiです。
コントラストは、iPhone8が1400:1で、iPhone8 Plusが1300:1です。
ドットと言うのは液晶内の小さな点のことで、ppiはその点でどれほどの画素で表示するかを表しています。
コントラストは、左が白で右が黒の比率を表しています。
しかし、撮り方や環境によって異なるため、一般的な写真では特に気にする必要はないと思います。
カメラ
iPhone 8は、1200万画素/F値1.8です。
iPhone 8 Plusは、1200万画素/F値1.8、2.8です。
前面カメラは、両方700万画素/F値2.2と、同じです。
また、動画撮影や手振れ補正についても、両方とも同じなので異なるのは背面カメラのみです。
利用時間
iPhone 8は、通話が14時間(LTE)、ネットが12時間(LTE)、連続再生が動画13時間・音楽40時間です。
iPhone 8 Plusは、通話が21時間(LTE)、ネットが13時間(LTE)、連続再生が動画14時間・音楽60時間です。
大きさはもちろん、中身も多少違いがあるので、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
iPhone8の使用感について
ショップに置いているものを見た感覚では、ホームボタンの感圧レベルを上げないと押した感覚がしません。
その為、iPhone6sより前の機種を持っている人は、購入後慣れるまで、設定で振動レベルを上げるなど工夫が必要になると思います。
スペックについては、CPUが変わったために動きが更によくなりました。
Apple A10 Fusion、M10を搭載しているiPhone 7とは違い、iPhone8からはApple A11、Bionic、M11が搭載されています。
A11Bionicを6個も搭載しているため、最大70%も高速化されていると公式では言われています。
高速化されることで、音ゲーなら音とグラフィックのズレを気にすることがなくなり、その他のアプリでも起動に時間がかかりません。
軽いアプリはもちろん、重いアプリでも快適にプレイできますのは、iPhone 8以降の強みですね。
アプリとの相性や容量によって異なるかもしれませんが、携帯のスペック不足でカクカクした動きやフリーズになることは減りそうです。
手触りについては、ガラスの為、サラサラやツルツルした手触りではなく、しっとりした触り心地です。
iPhoneを利用している人の中には、サラサラなため落としてしまった、手触りで不安になりケースやホールドを付けたという人もいるのではないでしょうか。
iPhone 8は、手から滑りに落ちにくく指と手の平でホールドしやすいのでケースが苦手な人にもお勧めです。
カラーバリエーションは、ゴールド・シルバー・スペースグレイの3色です。
iPhone 7では2017年3月にPRODUCT REDが追加され、6色もあったので少なく感じますね。
ガラス加工の為、指紋などが拭き取りやすくなっていますが、スペースグレイはついた指紋が見えやすいので気になるというコメントもありました。
スペースグレイ以外は、気にならないというコメントから、色はゴールドとシルバーの2色から選ぶと使いやすいかと思います。
iPhone 8に変更するときの注意点
iPhone 8とiPhone 8 Plusは、防水防塵設計ですが背面も前面も全てガラスで作られています。
傷がつきにくい、汚れが落ちやすい、錆びない、薬品に強いなど、ガラスのメリットがあるのが強みですね。
しかし、運悪く衝撃に弱い角度から落としてしまったり、曲げるような行為などをすると、ヒビが入りやすいので注意が必要です。
耐久性は歴代で一番と言われていますが、衝撃による損傷で前面と背面のダブル割れと言うリスクもあります。
背面も全面と同じガラスを使っていますが修理をする際は、3,400円の画面の修理に含まれず、その他修理が適応されます。
Apple Care+に加入していても、背面を割ってしまった場合は、11,800円掛かるので落下などのヒビに注意しましょう。
また、未加入だった場合は、最大43,800円の修理費になるので、扱いには十分注意しましょう。
ガラスになったことでワイヤレス充電が出来るようになりましたが、端末購入時にはワイヤレス充電器が付属されていません。
「せっかく使おうと思ったのに!」とならないように一緒に購入するなど、別で購入することを忘れないようにしましょう。
また、ポケモンGOは、GOプラスや外での探索でGPSエラーになるという不具合が投稿されていました。
それ以外ではスムーズで、より早く動くようになったとコメントされていました。
ポケモンGO以外でも、iPhone8のみエラーになるアプリもあるかもしれません。
自分が利用するアプリが不具合にならないか、事前に確認をしましょう。
もし、不具合がある場合や不安が残る場合は、アップデートなどで不具合がなくなってから購入することをお勧めします。