8月22日にアメリカで皆既日食が観測されたのはご存知でしょうか?
アメリカ西部では、11時半頃に最大食継続時間が2分17秒と予想された皆既日食が見られました。
皆既日食というと、Android8.0にも実は関りがあります。
Googleは以前から「皆既日食の日にAndroid8.0の正式発表を行う」と報告していました。
そして、宣言通り日本時間2017年8月22日にGoogleは、次のOSである「Android8.0の正式発表」を行いました。
しかし、その正式発表が、まさかの2分半で終了してしまいました。
この発表時間も皆既日食と掛けているのでしょうか?
今回は「Android8.0の正式発表について」と「Android8.0について」を紹介しますね。
目次
Android8.0の正式発表で行われたことについて
先ほども説明した通り、Googleは皆既日食の日に合わせてAndroid8.0の正式発表を行いました。
ニューヨーク時間8月21日14時40分、日本で言うと22日の午前3時40分に大きなモニターが準備されライブ配信も実地されました。
ライブ中継では、カウントダウンから始まり、0になった瞬間にメイン会場が映されるという方法です。
メイン会場では映像ではなく、実際に大きなケースが登場し、その中からはヒーローのようなマントをし、胴体にOreoを付けたアンドロイドのキャラクターが登場しました。
そして、そのあとに「Oreo」のイメージビデオが流されましたが、その時間がわずか40秒でした。
内容は、皆既日食を見に集まるドロイド君達の前に真っ黒になった月が引責の様に落ちてきたかと思うとOreoのドロイド君に変身をして皆のクッキーを目に見えぬ速さで牛乳に浸すというアニメーションでした。
そして、そのアニメーションが終わったあとライブ中継は突然真っ暗に終了しました。
メイン会場を映してから、わずが2分半で終了してしまったために、日本で気になってライブ中継を見ていた人も驚いたと思います。
予想以上の早さで終わってしまった正式発表でしたが、コードネームは「Oreo」で決定し、GoogleのAndroid8.0の紹介ページも公開されました。
by android
以前紹介した「知っていた?Androidの隠しゲーム機能が面白い!」の記事でも書いた通り、Androidはバージョンごとにコードネームは異なります。
そして、そのコードネームは毎回お菓子の名前です。
5.0の時はロリポップ、7.0の時はヌガーなど必ずお菓子の名前だったので気になり、予測していた人も多くいました。
今回はOreoですが、バージョンによって異なる隠しゲームにも変更がされるのでしょうか。
機能にも期待ですが、隠しゲームはどうなのでしょうか?
隠しゲームについても、下記で紹介しますね。
Android8.0で、出来るようになったこと
Android8.0は、変更・追加点が多くあります。
今回は、細かいシステムは省き、大きな変更や追加点を1つずつ紹介しますね。
マルチタスク改善(ピクチャ・イン・ピクチャ)
Android7.0でも2つのアプリを表示することが出来るマルチタスクに対応していましたよね。
しかし、今回からは「ピクチャ・イン・ピクチャ」という、片方のアプリは大きいサイズのまま表示し、もう片方は小さく表示することが可能になります。
アプリをしながら、小窓で動画を見ることが出来るようになるかもしれないと思うと、もうパソコンのようですね。
公式紹介でGIFアニメで表示されている例を挙げると、ビデオ通話をしながら、必要によっては小窓にビデオ通話を表示させてカレンダーを見ることが出来ます。
ビデオ通話をしながら、他のアプリが開けるのは対応さえされれば遠い場所にいる友達とアプリゲームをしつつなんてことも出来るので、便利になりそうですね。
通知がグループ分けなど大幅変更
通知が多い人にとって困るのは、「大事な通知を見逃すこと」ですよね。
Android8.0では、通知をグループ分けすることが出来ます。
グループ分けした後に、グループ事に通知のオンオフをすることが出来るので、会社ではゲームだけ素早くオフ出来るようになります。
横にゆっくりスワイプすることで時計マークが出て来て、暫くしたらもう一度通知する「スヌーズ」も可能になります。
スヌーズは、15分・30分・1時間・2時間の4つから選ぶことができます。
また、アイコンを長押しすることで、iPhoneの3D Touchのようなこともできるようになります。
例えば、Instagramを長押しするとInstagramのみの通知などのメニューが出てくるなどが出来るようになります。
Copy-Less-Paste機能
テキストを長押ししてコピーしたい部分を指で広げる必要がなくなるかもしれません。
機械学習を利用したCopy-Less-Paste機能は、ダブルタップで最適な範囲だと思われる部分だけを選択してくれます。
また、洗濯した部分をダブルタップすることで、住所だった場合はマップで表示するなどのメニューを開くようになります。
コピーして、各自でツールを開き、ペーストする必要が減ると思うと、こちらも便利そうですね。
設定画面がシンプルに
今まで、設定画面から各項目の設定画面に行き、とても面倒だったのですが、更新されると設定画面がシンプルになります。
また、隠しゲームの方法を試すと、ゲームではなくOと同じ形の卵から「octopus(タコ)」が誕生します。
お菓子じゃない、タコというところに驚きですね。
長押しやタップで泳ぎますが、ゲーム要素はないようです。
気になる方は、アップデート後に設定からAndroidのバージョンを開き、連打してみてくださいね。
ステータスバーの変更
ステータスバーの位置や色などが変更されます。
今まで上部に表示されていた設定画面へのアイコンが下部に変更するなど、最初は使いにくいかもしれませんね。
しかし、配置変更により、より片手で操作しやすいステータスバーになったので、慣れると便利になるかもしれません。
充電バッテリーの表示変更
今まで設定画面から電池を開いても、グラフのみで表示されていました。
しかし、アップデート後の設定画面では「今の残量を%で表示し、後何時間使えるか」が表示されるようになります。
1番バッテリーを使っているアプリを確認することができるので、使用頻度が低いのにバッテリーの使用量が多いものはここからアンインストールをしましょう。
ロック画面からアプリを開くのがスムーズに!
iPhoneだと、左にスライドするとスケジュールや通知など、右にスライドするとカメラが表示されます。
Androidでは、設定画面から設定をすることで、ロック画面でスライドした時に表示できるアプリを設定することができます。
2つだけしか設定できませんが、カメラの他にも、ブラウザや好きなゲームを設定して、素早くページを表示するが出来るのは非常に便利になりますね。
提供不明のアプリの仕様変更
今まで設定画面から、提供不明のアプリを許可するかを決めることができました。
しかし、アップデート後は、セキュリティから一気に許可することができなくなります。
Chromeからインストールする場合は、Chromeの設定から許可をする必要があります。
提供不明のアプリをインストールしない人には、あまり関わりのない設定ですが、最初は戸惑うかと思うので注意をしましょう。
起動が2倍の早さに!
Androidの電源を入れた後、待っている時間が長いと
急いでいるときは苛々しますよね。
Android8.0を搭載するPixelなら、電源を入れてからの待ち時間が1/2になります。
この他にも様々な仕様変更がありますが、大きな変更としてはこの9つだと思います。
アップデート後の仕様変更は、最初は戸惑うかもしれません。
早めに慣れて、更に使いやすい「Oreo」を試してみてくださいね。