トヨタのプリウスと言うとどのような印象をお持ちでしょうか?
燃費の良さや走行音などで評価され、発売当初は納車まで1年と言われていましたね。
そのプリウスには「PHV」という車種もあるのをご存知でしたか?
この「プリウスPHV」は、スマートフォンと連動をさせることでより使いやすい車になっています。
今回は、「po31」について紹介したいと思います。
プリウスのPHVとは?
by TOYOTA
電気とガソリンで走ることができるプリウスは、初動時などのガソリン消費を抑えるためにモーター(電気)が補助しています。
その為、モーターのみでは2〜3キロしか走ることができません。
しかし、プリウスのPHVは、エンジンの補助役のみの活用ではないので、フル充電をすると20キロ以上の走行が可能になっています。
また、PHVとは「プラグイン・ハイブリッド」の略称で、家庭用コンセントや専用充電器などから直接充電できることを指しています。
燃費も、プリウスは「30.4km/l」、PHVは「61.0km/l」とほぼ倍の差があります。
家庭用コンセントで充電できるほかに、短距離の場合はガソリンがほぼ不要のため、近くのスーパーなどでしか使わない人にはプリウス以上に魅力的ですね。
スマートフォンとの連動
次に「スマートフォンとの連動」についてです。
EV走行をサポートするために作られた「eConnect(イーコネクト)」は、スマートフォンで充電情報やエコ運転状況などを確認できるアプリケーションです。
by itunes
充電情報は車に乗っている時は確認できますが、乗っていない時は確認できませんよね。
このアプリがあれば、車から離れている時も確認することが可能です。
by itunes
電池残量を確認し、車で設定したタイマー充電を解除しすぐに充電を開始することもできます。
充電方法は画面に表示されている「充電を開始する」というボタンをタッチするだけなので簡単です。
充電ボタンの下に表示されている走行可能距離やフル充電までの時間確認なども出来るので、
お出かけ前にスマホで簡単に確認することが可能です。
また、充電ステーションの表示も出来るため、外出先での充電もスムーズに行えます。
by itunes
一般アプリにも充電ステーションを検索するものはありますが、トヨタ販売店の場合は使用中なども確認できますし、1つのアプリにまとめられるのが大きな利点です。
他にも、燃費やエコ運転をスコア化や車外での冷房の調節等も行うことができます。
エコ運転のスコア化は、全国のプリウスPHVオーナーとの順位を確認することができます。
ランキングになることでエコ運転が楽しくなりそうですね。
冷房の調節等についてですが、プリウスPHVのスマートキーには冷房機能が付いていますよね。
最大10分間冷暖房を付けておくことが可能なのですが、アプリを使うことで、「冷房のオンオフと日時予約」もできるようになります。
そのほかにも停止と3段階の調節、フロントデフロスター・リヤウインドゥデフォッガーも可能になります。
by itunes
繋がるをテーマにした車だからこそ、アプリでここまで管理できるのかもしれませんね。
KDDIとも繋がる?auとトヨタの関係
KDDIは大手電気通信事業で、携帯電話で言うと「au」を扱っています。
KDDIのauIDとトヨタのテレマティクスサービス契約者に付与されるIDが連携できるようになりました。
連携することで「auでんきアプリ」で充電料金や、走行距離を確認できるサービスを利用できるようになります。
電気料金や使用量の確認ついでに車の充電料金なども簡単に確認できるのは、いいかもしれませんね。
KDDIは、トヨタと共同で「つながる車」に必要な通信機とクラウド間の通信において、高品質で安定した通信を提供できるようにグローバル通信プラットフォーム」の構築を推進しているほか、つながる車とauIDの連携させたサービスに力を入れているようです。
アプリ連動の裏にKDDIがいることも驚きですが、KDDIが「つながる車」に力を入れているとなると、auユーザーにとっては今後、車とKDDIの進化も気になるニュースになるかもしれないですね。