12月11日から、AppleStore内で事前予約ができるようになりました。
ゲームアプリをあまり利用しない方やランキングなどを見ていない方にはわかりにくい変更点だと思いますが、今回は12月11日から始まった事前予約について紹介します。
Appleのアプリが予約制を開始した?
by pakutaso
iOS11以降のAppleStoreは、初期ページがTodayという今日のお勧めのアプリが見えるようになりました。
事前予約は、メールアドレスでの登録が一般でしたが、以前あった事前登録で特典を付加するのはリワードに当たるとAppleが報告し、取り消された事例があります。
今でも、メールアドレスでの事前予約のアプリが多く存在していますが、取締りを強くする予兆なのでしょうか?
2016年12月15日にはスーパーマリオランがAppleStoreで事前予約ができた過去もあるので、これからはマリオランの時の様にStore内で予約できることが増えるでしょう。
予約制にすることで、どのようなことが起きるのか
AppleStore上部に表示する条件同様で、事前予約も限定的に特定のアプリのみで利用可能な機能でしょう。
一般開発アプリは現時点では事前予約の条件の壁が辛いかもしれませんね。
しかし予約制にすることでユーザーと開発者の両方にメリットがあります。
開発者にとっては、人気を探るマーケティング・サーバ負荷を事前に予測し対策・知名度アップなどのメリットがあります。
ユーザーによっては、事前に知ることで好きなIDを確保する・いち早くSNSで情報発信できる・ランキング上位を狙いやすいなどのメリットがあります。
また、事前登録URLに飛ばなくてもよく、メールアドレス登録をしなくてもいいのも楽です。
開発者にとってのマーケティングや負荷予測は、ユーザーへの期待やバグ対策になるのでお互いにメリットを高め合うことができます。
開発者は、予約注文期間に新しいバージョンや価格や提供変更をすることが可能です。
価格変更をした場合でも、購入時は価格の低い方が適応されるのでユーザーは安心ですね。
機能的には、事前登録のみ価格半額にすることが可能なので今後そういった仕組みも出てくるかもしれません。
事前登録数を知ることで流行のポイントを開発者がいち早く知れるので、クオリティの競争が始まる可能性も高く、事前登録はiPhoneでアプリを楽しむことが多い人には大きなメリットになりそうです。
アプリの事前予約方法について
by pixabay
事前登録が出来るアプリは、有料だけではなく、無料でもあるようです。
事前登録が出来ない場合は、OSが対応していない可能性があるので、iOS・macOS・tvOSなどOSを最新にしておきましょう。
リリース日は、最短2日前〜90日なので、個々のアプリで期間が異なるので、好きなアプリを提供しているアカウントなどを小まめにチェックしておきましょう。
事前予約の場合は、AppleStoreのアプリの詳細画面にあるアプリアイコンの下に「予約注文 リリース予定日:〇年〇月〇日」と表示されています。
価格や入手をタップすることで、事前予約が完了します。
マリオランの時は通知が来て、自分でインストールする必要がありました。
今回の事前登録は通知ではなく購入なので予定日になると通知と同時にインストールが開始されます。
料金の引き落としはアプリ公開時なので、気が変わった場合はインストール前にキャンセルすることもできます。
キャンセルは、アカウント設定から行うことができるので、念のために覚えておきましょう。
今回の仕様変更はユーザーへのメリットも大きいので、今後どのようになっていくのか楽しみですね。