タブレットやスマホの普及率は、2016年で10代では94%、60代でも47%が所持しています。
当たり前になってきたスマホは、幼児の育児法にも影響を与えているようです。
今回は、幼児のスマホの利用率とその問題点についてまとめてみました。
1歳で4割、3歳で6割、ほぼ毎日使われる理由は?
「スマホ育児」や「スマ放置」と言う言葉を知っていますか?
スマホ育児は、スマートフォンやタブレットを利用しながら育児をすることで、スマ放置は、スマートフォンを子どもに預けて遊ばせることです。
「スマ放置」については、玩具メーカーのセガトイズが行った、“スマ放置ママ”に関するアンケート調査で6割がしたことがあるという結果が出ました。
子どもに使わせる理由として、共働きによる忙しさや、親の時間の確保などが主にあげられており、主に、アプリや動画サイト、ギャラリー等の写真を子どもたちは見ています。
動画サイトでは、子どもが子供向けの情報を伝えるものが多く存在するのでその動画を見ていると思われます。
by PAKUTASO
スマホ育児に悪影響はないのか?
スマホ育児で保護者たちが不安に思っていることは「視力発達」「課金」「不適切な情報」です。
課金や不適切な情報は、事前確認やロックをかけることで阻止できますが、視力発達はどうでしょうか。
生後1カ月の赤ちゃんは視力が0.1しかなく、成長とともに視力も発達し4〜5歳で1.0と大人と同じ視力にまで発達し、6歳で機能の成長は止まります。
スマホがあると便利ですが、時間を決めることで目の酷使を防ぎ、ブルーライト等で睡眠が減らないように注意することが大切です。
子どもの為になるスマホ育児の方法
上記で悪影響への対策を書きましたが、私が気にしてほしい事は「子どもの精神面」です。
子どもにスマホを渡して、そのまま放っていませんか?
親の時間の確保に便利かもしれませんが、「今見ているのはどういうお話?」など話し合うために使ってほしいです。
それにより子どもは「この話はね…」と感情を伝えようとし、言葉の発達に繋がります。
スマ放置をしてしまうと、良し悪しを判断できないまま理解したり、親子のコミュニケーションも減ってしまいます。
スマホ育児は悪影響を与えやすいですが、親が注意をし「親子の時間のために」使うと子どもの学習に繋がります。
これを機に、一度子どもとのスマートフォンの使い方について考えてみるのもいいかもしれませんね。