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WWDC2017で発表されたAppleの最新情報について

投稿日:2017年6月19日 更新日:

日本時間で、2017年6月6日午前2時に開催された「WWDC2017」。
Appleの最新情報の発表するイベントで、カリフォルニア州のサンノゼマッケンナリー会議センターで行われました。

公式サイトでイベントの様子が動画で見ることが出来ますが、2時間を超える内容量です。
なので、今回は「WWDC2017」で発表されたことを簡単に紹介したいと思います。

iPhone10周年と言う節目、どのような発表が行われたのか、見てみましょう。
wwdc17 apple
by Apple

10歳と82歳のエンジニア

ムービー序盤では「アプリがこの世から消えたらどういう状況になるか」をイメージした短編が流れます。
その後、ティム・クック氏が登場し、今回のイベントで期待されている発表を行いました。

まず、Appleには世界75か国で1600万の登録開発者がいて、中には10歳の少年や82歳の高齢開発者がいることを伝えました。
年齢層の幅にも驚きですが、82歳の高齢開発者として紹介されたのは、日本の女性の方でした。

進化した4つのプラットフォーム

最初に紹介された最新情報は、4つのプラットフォームについてです。

tvOS

tvOS Apple
by Apple
iPhone・iPadで番組を視聴できるアプリ「tvOS」に、Amazonプライム・ビデオも含まれるようになります。
含まれるようになるのは2017年末の予定です。

Apple Watch

watchOS Apple
by Apple

今年の秋からwatchOSが4になるようです。
内容は、アクティビティやワークアウトの変更など、様々な進化を見せるようですが、一番魅力的なのはSiriが登場することではないでしょうか。

Siriを搭載することで、機械学習機能、日没時刻やスマートホームコントロールなど、より便利なシステムが増えるようです。
ワークアウトアプリでは、ワンタッチで開始されるようになり、NFC搭載の機器があるジムでは測定値を同期することが可能です。

また、ワークアウトを開始すると自動的にお休みモードになり、メールなどで中断しなくてもいいようになります。
ミュージックでは、リストを自動的に同期し、ワークアウト中に流すことが出来ます。
アシスタントは、今回登場するSiriや万華鏡、トイストーリーなど好きなデザインにすることが可能です。

macOS


by Apple
macOS High Sierraという新しいOSが今年の秋から登場予定です。
Safariが世界最速のデスクトップブラウザになり、GoogleChromeより80%も高速になります。

また、自動再生をさせないオートプレイ・ブロッキング機能や、インテリジェント・トラッキング防止機能が追加されます。
ブラウザだけでなく、写真編集の機能にコントラスト調整や色の幅の調整などが追加され、動画のグラフィックも強化されます。

ビデオ圧縮の基準規格よりも最大40%まで圧縮できるようになり、解凍後の画質に変化は起きません。
それだけでなく、サクサク動くようにGPUの強化、必要容量35%減少など便利になったメール機能など、様々な進化があるようです。

iOS

今年の秋に、iOS11が登場します。
iPadのDockでは、最近開いたアプリの他に、iPhoneやMacなど他のデバイスで使っていたアプリも表示されます。

また、2つ目のアプリを直接開くことができ、2画面で見ることも可能になり、その上、ドラック&ドロップにも対応します。
細いペンのようなApple Pencilの仕様も大きく変わるようです。
Applepencilでロック画面から素早くイラストの描けるメモが表示されるなど、絵や署名などが簡単にできるようになります。
iOS11 iPad Apple
by Apple

iPhoneでは、LivePhotoのループなどの編集、一眼レフでしか出来なかった長時間露光などができるようになります。
カメラの強化だけではなく、メッセージで簡単に返信が出来たり、AppleMusicのシェアなど沢山の仕様変更があるようです。
iOS11 iPhone Apple
by Apple

Siriはベータ版ですが、英語で話すと違う言語に変換したり、AppleMusicと連携して歌を流してくれます。
また、メッセージなどからスケジュールを確認し、記入するなど、アシスト強化がされます。

AppleStoreでは、お勧めのゲームを1日1個紹介する「今日のゲーム」が追加されます。
より検索しやすいようにリスト化され、検索のヒントが表示されるなどStoreが大改造される予想です。

プロの為のプロマシン、iMacProも登場

MacBookやMacBookProなども登場しましたが、一番興味を持つのはiMacProではないでしょうか。
12月に登場するiMacProは、最大18のコアと最大4.5GHzのTurbo Boost、最大42MBのキャッシュを搭載しています。

今までのiMacより3倍も高速になり、動作が早く、とても重いゲームもストレスなくプレイできる実力を持っています。
また、新しいVega GPUを搭載しているので、VRで世界を1から作ることが出来るようになります。
とても重いデータでも、本体に最大128GBのメモリがあるので、3Dモデルや連たリングなどにも適しており、データ処理も高速で行われます。

他にも特徴は様々ありますが、プロの為のプロマシンというのが、今回のiMacProのイメージですね。
iMacPro Apple
by Apple
様々な進化をするようですが、発表に2時間かけるほどの内容量で、今回は一部を紹介しました。
Mac・iPhone・iPad・Apple Watch、全ての機器が大幅に進化を遂げています。

中でも、iMacProの仕様には驚きを隠せませんが、他の進化も差がないほど素晴らしいのではないでしょうか。
今年の秋に登場するものが多く、tvOSとiMacProのみ12月に登場になります。
今年の後半は、Appleの更なる進化に注目ですね。

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