昨年、サムスンを使っている人に「サムスンのスマホをまた購入するか」というアンケート調査をした際に「二度と買わない」と答えた人が40%いたことをご存知でしょうか。
バッテリーの爆発等で不信感があり、サムスンにとっては苦しい状態が続いています。
そんなサムスンですが、ガラケを思い出すデザインの折りたたみスマホを2月27日〜3月2日に行われるMWC(世界最大の携帯電話の展示会)にて発表することがわかりました。
「ガラホ」とは?
パッと見は従来の携帯電話(ガラケー)なのですが、lineを使うことはもちろん、ネット回線も4Gなどスマホと同じスペックを持つ機種のことです。
スマートフォンが普及しているけど、ガラケーに慣れているために変えたくない人にお勧めの仕様になっています。
サムスンが発表した折りたたみスマホはガラホとは違うのか?
サムスンの商品には、SM-G9198などハイスペックなガラホがありますが、今回発表する折りたたみスマホはガラホとは違い十字キーなどはなく、その名の通り「折りたためるスマホ」のようです。
まだ開催前なので確実ではないですが、MWCでは2種類の機種を発表します。
名称は「Galaxy X」で、外に折りたためるものと、中に折りたためるものです。
折りたたみ可能なスクリーンのために開くと大画面、閉じるとコンパクトなのが売りのようです。
外側に折りたためるものは、閉じたままでも操作が出来るので内側仕様よりも今のスマホと同じように使うことが出来ます。
Galaxy XをMWCで発表する理由
サムスンは「アップルの真似」「バッテリー爆発」という悪評判や、日韓の仲の影響で不信感があり、日本ではあまり評価がされていません。
今回出すGalaxy Xは、収益よりも信頼度回復を目的に発表されるようです。
Appleも同じようなスマホを2018年以降に発表する可能性があるため、二番煎じにならないように今のタイミングで発表を計画していると思われます。
発表後、スマホ市場の影響は?
ディスプレイを折りたためるのは大きな差別化に繋がります。
タブレットのような大画面を持ち歩くことが可能になれば、スマホを使わないタブレット派の人をターゲットにした販売もできますし折りたたみスマホ用のキーボードなどの関連商品が出てくるとパソコンを持ち歩く人も手に取る機会が増えるのではないでしょうか。
そういう面を考えると、今後のスマホの形が変わっていくキッカケになりそうですね。